セルフオーダーシステム「 」のコラム④
【人件費削減の指針!「人時売上高」の計算方法】
●人時売上高の計算方法と目安
飲食店経営者の皆さまにご質問です。
人件費削減の指針となる「人時売上高」という言葉はご存知ですか?
人時売上高は、お店のスタッフさん一人当たりの売上額のこと。
数値が高ければ高いほど儲かっていると考えられ、
人時売上高=店舗の売上高÷店舗の総労働時間
の式で求めることができます。
では、人時売上高の目安はどの程度でしょうか? これは、スタッフさんの給料と照らし合わせるとよく分かります。
一日あたりの売上が15万円の店舗A,Bを例にとって考えてみましょう。
店Aは8時間働いた正社員が1人、6時間働いたパートさんが1人、4時間働いたアルバイトさんが4人で総労働時間は30時間。
店Bは8時間働いた正社員が2人、6時間働いたパートさんが4人、5時間働いたアルバイトさんが2人で総労働時間は50時間です。
ここから人時売上高を求めると……
店A:売上15万/日÷総労働時間30時間=人時売上高5000円
店B:売上15万/日÷総労働時間50時間=人時売上高3000円
店Aの人時売上高は5000円。店Bの人時売上高は3000円となります。
6時間働いたパートさんの時給が800円だとすると、一日の給料は4800円。
人時売上高が5000円の店Aはパートさんが200円の利益を出していますが、人時売上高が3000円の店Bは生産額を給料が1800円も上回っており、人件費の面で損をしていることが分かります。
そのため店Bは、給料やシフトを見直して人件費を減らすための対策を練る必要がありますね。
●人時売上高を極めるとブラック店舗に?
近年人時売上額をつきつめたがために問題になったお店の形態があります。
それが、ワンオペです。
一人で店を回すワンオペを導入すれば、一日あたりのスタッフ数を減らすことができ、人時売上高を上げることができます。
しかし、それで手が回らず、お客様が注文をしたいのになかなかスタッフが来なければクレームに繋がりますし、スタッフに不満がたまれば接客や料理の質が落ちてしまうかもしれません。
もちろん、人手不足でワンオペをせざるを得ないお店もあることと思いますが、手が回るわけもないのに人数を減らしてしまえば、スタッフにもお客様にもストレスが溜まってしまいます。
人時売上高を意識するあまり顧客満足度が下がったりスタッフが辞めてしまっては本末転倒です。
問題なく人時売上高を上げるには客の入りによって時給やシフトを調整する必要がありますが、なかなか簡単ではないことが現状ですね。
●セルフオーダーシステムでリスクなく人件費削減
急な混雑時でもなるべく少ない人数で店を回し、なおかつ顧客を待たせないようにするにはセルフオーダーシステムを利用すると便利です。
EASY ORDERは、お客様が机にあるタブレット端末で直接注文をすることができるセルフオーダーシステム。
店員が注文を聞きにいく手間が省けるため、少ない人数でお店を回すことができますし、お客様を待たせることもありません。
また、店員は料理を運ぶことだけに集中できるため、接客の質を上げることにも繋がります。
人時売上高を上げて人件費の無駄をなくすため、そして顧客満足度を下げないためにも、EASY ORDERをお試しください。
( https://easy-order.jp/ )
●まとめ
いかがでしたか?
- ●人時売上高はスタッフ一人当たりの売上額
- ●人時売上高を意識しすぎると顧客満足度が下がる可能性もある
- ●リスクなく人時売上高を上げるにはセルフオーダーシステムが便利
ということが、ご理解いただけましたか?
人時売上高を計算して人件費に無駄がないかを常に確認しつつ、無理のない人件費削減を心がけていきましょう!